らすたちゃん

新宿に住んでる20代ダメ女の日々です。たまにレビューとかも。

わたしのおすすめは信用しないで欲しい

ライターとしての仕事が増えるにしたがって、
どんどん自分が人前で「長語り」をしがちになっている気がして、恐怖を感じます。
何 かをアツく語り過ぎるというのは、どんな話題にしてもあまり宜しくない、というのがわたしの信条です。信条というほど大げさに言うほどのことでもありませ んし、そして面白い話をする自信のある人ならそんなことないのかもしれませんが、わたしは人に聞かれたときでさえ、話す時間はなるべく短く、回答はシンプ ルにするよう、今迄心掛けてきました。だって長話する人って「超うざい」んだもの。
そもそも人に何かを聞いて貰いたいときには、
~(略)~

・・・ほら!またやらかしそうになっているでしょう。こういう無粋さをさっさと失くしてしまいたいというのに。

長く語ることに加えて避けたいのは、
「人に何かを強く勧める」ことです。
映 画、音楽、スポーツ、本、食べ物、人を楽しませる娯楽というものに限りはないけれど、娯楽は自分で選ぶからこそ娯楽であり得ます。人に勧められた映画を観 てつまらない思いをした場合、多少なりとも時間を無駄にした気持ちになることがありませんか。(不思議なことに、私自身はあまりこういうことを感じるわけ ではないんですが、)勝手ながら人とはそういうものだろう、と踏んでいるのです。そんなわたしなので、人に何らかの機会にお勧めの何かを問われた時には、 非常に苦しい思いをします。

「おすすめの映画ある?」
なんて聞かれた暁には、
『この人の好みはなんだろう?』
『できるだけソムリエのように、気に入ってもらえるものを選びたい(いざ勧めたもので気を悪くしてもらいたくないので)』
『あ、でも聞かれた以上は多少センスあるって思われたい・・・』
というような象をも倒す程の面倒な考えが頭の中をぐるぐるまわり、
「バ、バ、バックトゥーザフューチャー、かな」
と結局おっかなびっくり答えることになります。
おすすめをこたえることに自信がなさすぎるというだけかもしれないですけれど。

「考え過ぎだよ!」
と言われてしまいそうですね・・・

え?それで、おすすめの映画を教えて欲しい?

うーん・・・そうだなぁ・・・・・・・・・・・・・・・・
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や、やっぱりバックトゥーザフューチャー、かな・・・・・
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